【ギリシャ】食文化、各観光スポットの行き方などより詳しく解説!

未分類

以前の記事で、ヨーロッパ旅行におすすめの穴場な国8ヵ国を紹介しました。

8ヵ国それぞれのおすすめの観光スポットもご紹介しましたが、

「もう少し詳しい情報が知りたい!」「観光スポットは分かったけど食べ物は美味しいのかな」

と感じた方もいるのではないでしょうか?

そこで、本記事では各国の食文化と前回紹介した観光スポットについて行き方や費用、見どころなどを加えて再度ご紹介したいと思います!

第一弾に続き、第二弾の今回はギリシャです。参考にしてみてくださいね!

ギリシャ(首都:アテネ):青い海と白い建物がまぶしい、古代ギリシャ文明を生んだ神々の国

以下では、食文化と観光スポット5ヵ所について行き方・その魅力を紹介していきます。

食文化について

ギリシャの主食はパンが一般的です。特に、ギリシャ風のパンはツルッとした外皮と柔らかい中身が特徴で、朝食やランチの際によく食べられています。

ギリシャ料理の大きな特徴は、オリーブをたくさん使うところです。イメージ通りでしたでしょうか?地中海に面しているギリシャは、その温暖な気候がオリーブ栽培に適しており、ギリシャ神話の中でもオリーブは平和と繁栄の象徴として登場しています。

ギリシャ料理の代表的な料理としては、以下の3つがあります。

1.サガナキ

ギリシャ料理で人気のある前菜です。パン粉をまぶしたギリシャのチーズをフライパンで揚げ、レモン汁を絞ったり、ハチミツをかけたりして提供されます。外側はカリッと焼けており、中はとろっとしたチーズの絶妙な組み合わせが特徴です。

2.ムサカ

焼いたナスとジャガイモの層に、ひき肉やトマトソースを加えた濃厚な味わいの一品です。仕上げに、ベシャメルソースをたっぷりとかけてオーブンで焼き上げます。ムサカは、ギリシャ全土で家庭料理やレストランで提供され、祝祭や特別なイベントの際にもよく食べられますよ!

3.タラモサラダ

タラモは、ギリシャ語で魚の卵という意味です。ほぐした塩漬けのたらこをマッシュポテトまたはパンのペーストと合わせ、オリーブ油・レモン汁・塩などで調味したもので、パンや野菜などにつけて食べます。

 

観光スポットについて

ヨーロッパで穴場な国8選紹介記事では、ギリシャでおすすめの観光スポットについて簡単にご紹介しました。

「もう少し詳しい情報が知りたい」と感じた方もいるかと思いますので、ここからは前回紹介した観光スポットの詳細とアテネからその都市・島への行き方についてご紹介します。

実際に行こうと考えている方は、ぜひ参考にして旅行計画を練ってみてくださいね。

アテネ

アテネ国際空港とアテネ市内は、33km離れています。空港から市内への移動手段は主に電車、バス、タクシーとなります。

電車[Airport~Syntagma]

・メトロライン3(青色)の電車
・料金:9€(往復16€)
・所要時間:約40分
・運行時間:06:30~23:30の間で30分毎運行
バス[X95 Syntagma Square]
・料金:5.50€
・所要時間:45~90分
・運行時間:24時間
タクシー
・料金:一律40€(5:00~0:00)、55€(0:00~5:00)
・所要時間:35分~
・運行時間:24時間
アクロポリス遺跡
「パルテノン神殿」という名前を耳にしたり、教科書やテレビで見たことがある方は多いのではないでしょうか。そのパルテノン神殿を含む世界遺産がアクロポリスです。
アクロポリスとは「高い丘の上の都市」という意味です。オリンポスの神々を祀った神域であり、古代アテネの要塞としての役割を果たしていました。
アクロポリスを象徴するように建つパルテノン神殿の建築は古代ギリシャ建築の傑作であり、特にその理想的な比率と対称性が称賛されています。
アクセス:地下鉄M2線のアクロポリス駅から徒歩10分
営業時間:8~19時(冬期は~17時)
入場料:大人20€(冬期は10€)、18歳以下は入場無料

サントリーニ島 

アテネからサントリーニ島までは約220km離れており、移動手段は飛行機とフェリーの2つです。

飛行機[アテネ国際空港~サントリーニ国際空港]
・所要時間:50分程度
・飛行本数:片道14本程度
・料金:片道約74€
フェリー[ピレウス港(アテネ)~サントリーニ島]
・所要時間:約5時間~6時間
・運行本数:合計週59便(6社の船会社)
・料金:片道55€~
ブルードーム教会
サントリーニ島を象徴する絶景と言えば、白い壁に青いドーム屋根の教会ですね!
イアという街にあり、多くの訪問者が美しい絶景を目当てに訪れます。特に日没時や朝早く、光が島と教会を特別な雰囲気に包み込む時には、その魅力が最も際立ちます。
突然ですが。イタリアやフランスなどの教会と違ってドーム型の教会である理由は何だと思いますか?
答えは、「ギリシャ正教会の特徴だから」です。長い歴史を見てみると分かる通り、西側諸国と東側諸国とで教会組織が分裂しており、それが建築物等で表現されているんです。ヨーロッパ旅行に行く際は、建築物の歴史や造りの背景を調べてみるのも面白いですよ!

ミコノス島

アテネからミコノス島までは約135km離れており、移動手段は飛行機、フェリーの2つです。

飛行機[アテネ国際空港~ミコノス島国立空港]
・所要時間:40分程度
・飛行本数:片道14本程度
・料金:片道80€~(LCC利用の場合、もう少し安くなります!)
フェリー[ピレウス港(アテネ)~ミノコス島]
・所要時間:2時間半~4時間半
・運行本数:合計週39便(3社の船会社)
・料金:片道40€~
パラポルテアニ教会
「エーゲ海の真珠」と呼ばれるミコノス島の観光名所の1つがパラポルテアニ教会です。ミコノス島には300以上もの教会が存在していますが、中でも1番美しいと言われている教会で、見る者を魅了しています。
港から歩いて3分ほどの距離にあり、5つの礼拝堂の集合体という独特な形と真っ白な壁が特徴的です。
晴れた日の青空とまるで雪が積もっているかのような真っ白な壁のコントラストは圧巻ですよ。インスタ映え確実スポットです!

ザキントス島 

アテネからザキントス島までは約270km離れており、移動手段は飛行機のみです。

飛行機[アテネ国際空港~ザキントス・デオニソス空港]
・所要時間:1時間程度
・飛行本数:片道6本程度
・料金:片道45€~
ナヴァイオ海岸

ザキントス島はまだまだ名前に馴染みのない方も多いかもしれませんが、ジブリ映画『紅の豚』の舞台になっている島ではないかと言われています。ポルコとカーチスが殴り合いをした場所と言えば分かりますかね!

はっとさせられるような高い透明度を誇るコバルトブルーの海に、真っ白な砂浜、複雑なカーブを描く石灰岩が創り上げる風景は、独り占めしたくなることでしょう。言葉を失うほどの絶景がここにあります。

切り立った岩山に守られたナヴァイオビーチに上陸するには、船で行く以外に方法はありません。まさに秘境の地ですね。一方、高台からビーチの風景を見たいなら陸路での移動となります。

天気や時間帯によってその表情を変えるビーチは、誰もを虜にする魅力をもっているため、行く価値ありです。

カランバカ

アテネからカランバカまでは約367km離れており、移動手段は列車、バス、自動車、飛行機です。

列車[Larissa station ~ Kalambaka station]
・全席指定席で予約が必要(ギリシャ国鉄のネット購入がおすすめです)
・所要時間:約5時間(朝方の直行便以外、途中駅のPalaeofarsalos駅で乗り換え必須)
・運行本数:片道1日6本程度
・料金:片道15€~25€程度
バス[Bus Station Terminal B]
・トリカラという町で一度乗り換えが必要です
・所要時間:約6時間
・運行本数:片道1日2本程度
・料金:約31.50€~
飛行機[アテネ国際空港~サロニカ空港]+車/バス
・アテネからカランバカに直行便はなく、サロニカ経由になります。
・所要時間:約3時間半~4時間
・運行本数:飛行機は1日数便あり、バスは日中数便程度
・料金:約120€~

メテオラ

カランバカから車で約1時間ほどにあるメテオラ(=現地の言葉で中空を表す)と呼ばれる、まるでRPGのような世界感がある場所をご存知ですか?

ギリシャのピンドス山脈の麓に、30m~400mの高さの岩の塔が60以上点在しており、岩の塔の頂上に修道院があります。他では見られない、まるで空中に吊り下げられ、浮かんでいるかのように見えますよね!

15~16世紀の最盛期には24もの修道院がありましたが、現在はわずか6つ。特に、「アギオス・ステファノス修道院」から見るカランバカの街の景観がおすすめです。

また、もともと俗世から隔絶された地に建てられた修道院で、どれも急階段を登るため履き慣れたスニーカーで行くことはマストです。いずれも容易く行き着くことはできませんが、一見の価値ありですよ!

注意点:「女性の方はロングスカートを着用」。修道院内部は神聖な場所なので、女性の足が見えてしまう丈の長さであったり、ズボンでの入場は不可となっています。
料金:修道院の内部に入るにはそれぞれの修道院に対して1人3€(約360円)
営業日:稼働中の修道院は、それぞれ休館する曜日が異なるため、訪れた際はどこかクローズしているという状況になりがちです。詳しくはこちら

まとめ

いかがでしたか?

ギリシャはオリンピック発祥の地や古代遺跡が多くある国として有名ですが、食べ物も魅力的です。ギリシャ旅行の際は、ぜひ食べてみてくださいね。

また、ギリシャ本土だけでなく、それぞれの島にも特徴的な魅力があります。特に白と青のコントラストが美しく、大切な人と訪れてみたいですよね。映画やアートの世界に迷い込んだような景色にうっとりすること間違いなしです。

フェリーや飛行機は1日数便と少ないですが、行く価値ある場所になります。

この記事を参考にギリシャへ足を運んでみてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました